留学生の声第20回: 岡田拓也さん

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    支えてくれる人がいること。そのことに感謝できるようになったのも、ここでいろいろ経験してきたからだと思う。

    1. 滞在は何年何月からどのくらいの期間?

    2003.9~2010.6予定(上海外国語大学)
    上海外国語大学附属高校より大学の留学生本科へ進学

    2. こどもの頃の中国のイメージと現在のイメージは?

    子供の頃:ニュースとか、雑誌で見た印象。「中国は海外だ。」それだけ。
    現在:上海へ来たばかりの頃は、空気が汚いし、食事もついていけなかったし、なんで来たんだろうと思っていたんですが、今は外灘や浦東のイメージが強いのか、清潔になった!と感じてます。

    3. 一番最初の中国との出会いは?

    中学生のとき、同じ塾の先輩が中国に留学していたんです。長い休みのときに、帰ってきた先輩にいろいろ話を聞いて、すぐに行こうと決めました。当時、中学2年生だったんですが、語学を学びたいと思ったし、両親や周りも賛成してくれて。それが最初の出会いであり、直接のきっかけですね。

    4. 中国行きの直接的な契機は?

    前述の、先輩の存在ですね。出会いが行動に直結したんですね・・・直感というやつですね。

    5. 渡航形態は(自費 or 奨学金、語学 or 研究 or 仕事…)?

    自費。

    6. 渡航準備で苦労したことは(お金や家族の説得などなど)?

    特にないです。中学生だったので、苦労を知りませんでしたね。

    7. 最も好きな中華料理は?

    蒜泥空心菜(空心菜のニンニク炒め)。ご飯が特に好きってわけでもないんですけど、これがあればご飯がすすむんですよ。あとは、魚香茄子(ナスとひき肉のピリ辛あんかけ炒め)とか、香茹青菜(しいたけと青菜のあっさり風味)。大学の近くにローカルなお店がたくさんあるので、そこで食べることが多いです。来たばかりの頃は、本当に受け付けなくて、おかゆばかり食べていましたが。

    8. 滞在して最も良かったことは?

    語学力と、コミュニケーション能力が伸びたことです。高校から来たので、集団生活でしばりがわりときつかったんですよね。日本人ばかり35人で、お互いに、反抗したりケンカしたり、大変でした。笑 でも、そこで人との交流のおもしろさや難しさを学んだし、受け入れる器が大きくなったと思います。苦労して、精神的に強くなったんですね。

    9. 滞在中最も驚いたり面白かったりしたことは?(クラスで、職場で、家庭で…)

    おもしろびっくりって感じなんですけど、バイクと自転車の事故を目撃したとき、なぜか野次馬と警察が口論してたんです。当事者同士は別にって感じで。早く病院行けばいいのにって思いました。

    10. 滞在中最も印象が悪かったことは?

    空気と道が汚いこと。でも、最近は来たばかりの頃より、空がキレイになった気がするんです。良いことですが、でもなぜキレイに?ちょっと疑問です。

    11. 最後に、これから行く人にメッセージをお願いします。

    まず、留学はオススメです!普通は経験できないことを経験できるし、学生で来る人は、特に周りへの感謝の気持ちを感じられるんじゃないでしょうか。両親や、日本にいる人への感謝はもちろんですが、海外に来ると、困ったときに支えてくれるのは周りなんですよね。人間関係がうまくいかないと、生活もだめになっちゃう気がします。人との出会いを大切に、後は、一人で抱え込み過ぎないことがポイントだと思います。人を頼るのは、意外と難しいですが、大切なことなんです。

    岡田さんの留学していた大学は・・・

    【上海外国語大学】
    住所: 上海市赤峰路555号1006室 〒200083
    問合せ: 外国留学生部
    URL: http://www.shisu.edu.cn/

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    宮城県生まれ。 国際基督教大学教養学部卒業。2004年より上海戯劇学院に留学。 その後、上海にて映像制作の仕事に関わる。現在は東京で、コーディネーターときどきウェブ、イベント制作を担当しています。

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