留学生の声第17回: 丹野力さん

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    なるようになる。行動できることが、ここにいる特権であり、意味だと思う。

    1. 滞在は何年何月からどのくらいの期間?

    2008.9-2009.6(財経大学)

    2. こどもの頃の中国のイメージと現在のイメージは?

    子供の頃:自転車、帽子(毛沢東がかぶっているような)。帽子が好きなので、日本にいた頃からかぶっていました。
    現在:上海は忙しい、街が大きい、スピードが早いという印象。自転車のイメージがあったので、乗りたかったのですが、事故がコワイです・・・あとは、車が多いという感じ。

    3. 一番最初の中国との出会いは?

    京都出身なのですが、地元の古着屋さんで見た帽子と軍服のようなジャケット。中学生の頃で、帽子は購入しました!

    4. 中国行きの直接的な契機は?

    仕事が見つかったことです。大学を卒業してから、外国で日本語教師をしたくて、ネットで探しました。募集は他の国もあったのですが、アメリカは、給料が安くてボランティアのようで、上海は条件が良かったので決めました。・・・偶然ですね。

    5. 渡航形態は(自費 or 奨学金、語学 or 研究 or 仕事…)?

    自費。

    6. 渡航準備で苦労したことは(お金や家族の説得などなど)?

    特にないですね。ただ、元々外国語の勉強が好きで、生活していればうまくなると思ったのですが、なかなかならなくて。それで学校に通おうと思うようになりました。

    7. 最も好きな中華料理は?

    東北菜の鍋包肉です。揚げてある豚肉が甘酸っぱくて美味しいんです。大学の近くのローカル店でよくランチしていました。あとは、玉米烙。トウモロコシのかき揚げみたいな料理です。そのままでも美味しいし、他のタレにつけても美味しいんです。

    8. 滞在して最も良かったことは?

    いろんな国の人と友達になれることです。後は、上海はチョイスが多いこと。働いた後で学生にもなれるし、外国人にとっての選択肢が多いと思います。生活面でも、上も下も、両方選べるという感じ。そういう環境だからこそ、何かをしたいとき、始めたいとき、行動しやすいですね。だから、自分自身もそうできたんだと思います。

    9. 滞在中最も驚いたり面白かったりしたことは?(クラスで、職場で、家庭で…)

    驚いたのは、バカップルの多さ・・・ペアルックや、いちゃいちゃの度が過ぎていることですね。地下鉄など、満員なのにいちゃいちゃしているカップルがいると、どうしていいのかわからなくなります。
    面白いのは、おばちゃんの髪型です。おもしろい形をしてるし、ハデ!ですね。家の周りや駅でよく見かけます。大阪は色、上海は形で勝負している感じ。あとは、アシンメトリーな髪型の男子。女子では、ムッシュかまやつさんのような髪型。一時期よく見かけたのですが、一部短くて、あとは長くて、色も不思議で、パーマもかかっていて・・・よくばりなヘアスタイルですよね。

    10. 滞在中最も印象が悪かったことは?

    最初の頃は、物を買うときに感じ悪いなと思いましたが、すぐに慣れました。
    怒られてるのかな?と思ったけど、中国語もわからないし・・・笑

    11. 最後に、これから行く人にメッセージをお願いします。

    上海で生活していると、日本より時が経つのが早いなと思います。何がしたいのか毎日はっきり確認しないと、あっという間に時間が過ぎてしまうので、目的意識を持つことが大切だと思います。あとは、あまり細かいことを気にしないこと。日本と比べているとキリがないし、人が良かったり、一度仲良くなると親身になってくれるなど、良いところもたくさんあるので、そういうところを見つけるようにすれば楽しく過ごせると思います。

    丹野さんの留学していた大学は・・・

    【上海財経大学】
    住所: 上海市中山北一路369号 〒200083
    問合せ: 留学生部
    URL: http://www.shufe.edu.cn/

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    宮城県生まれ。 国際基督教大学教養学部卒業。2004年より上海戯劇学院に留学。 その後、上海にて映像制作の仕事に関わる。現在は東京で、コーディネーターときどきウェブ、イベント制作を担当しています。

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