すべては縁だと思う。でも、それだけじゃなく、自分から動いてみることが本当は一番大切なのかもしれない。
2007.9-2009.6予定(上海外国語大学に現在就学中)
子供の頃:子供の頃、両親の仕事の関係で台湾と蘇州に住んでいました。幼稚園は台湾で、小学校を蘇州の現地校に通っていたのですが、その印象が非常に強いです。特に蘇州では、庭園が大好きで、迷路みたいだったので妹とよく遊びに行っていました。あとは、日本の羽子板の羽のようなものを蹴って遊んだり、ゴムとびをしたりしていました。
現在:改めて見て、交通マナーの悪さにやっと気づきました。あとは、人がストレートだなと感じます。こちらに住んでいると、自分まで日本では言わないようなことも言ってしまったり。友人といても、私が言う立場になってしまって。おかしいと思うことは口に出して言えるようになりましたね。解決しなくても、とりあず言う、みたいな。
やはり台湾ですね。いつのまにかいた、という感じですが。インターの幼稚園に通っていたのですが、欧米の先生はとても厳しく、現地の先生は優しかったです。子供は独立しなければならないという幼稚園の教育方針で、料理のクラスなどもありました。
中国にいたのに、使っていなかったので忘れてしまったのがショックだったことです。高校のとき、母が通っていた中国語クラスに参加したのですが、耳はついていけても言葉が出てこなくて。大学が外大で、留学制度が整っていたので、まずはアメリカの提携大に短期で留学したのですが、その後上海に学位留学制度ができたので、来てみることにしました。
学位留学。日本の大学に学費を払い、上海での学費、食費、寮費は支給されます。
特にないです。校内選考のため、試験を受けました。
小籠包!特に肉汁が・・・豫園の南翔がやっぱり一番美味しいですね。あとは、外大近くのワンタンが大好きです。道端の店はこわいですが。
台湾にいるときは、じゃじゃ麺と油条が大好きでした。
いろいろな経験ができたことです。小学生と高校生に日本語を教える機会があり、先生の仕事を初めて経験しているのですが、そういう機会も日本にいたらあまりなかったと思います。また、アメリカではホームステイしていたので、アメリカ文化にダイレクトに触れる感じでしたが、中国では寮に住んでいるので、中国以外の文化に触れる機会がとても多いです。行動範囲も広がったし、ここではチャレンジできるという気持ちになります。
パジャマで家楽福(カルフール)に来ているおじさんとおばさん。雨の日に、ビニール袋をかぶって雨をしのいでいる人たち。日本では絶対にできませんが、今ならやってしまうかも。あとは、文化摩擦を肌で感じられること。留学生はやっぱり変わっている人が多いし、現実のこととして文化摩擦を感じることも多いです。特に、韓国人の情報網はすごいなと感心しています。
中国の人のマナーにキレそうになったことがありますね。泰山に電車で行ったとき、帰りの切符を買っていなかったので、夕方切符売り場に並んでいると、横入りされました。どいてと言っても聞かないし、駅員さんに言ったらどけてくれましたが、こちらも電車の時間が迫り、焦っていたので相当むかつきました。
留学するといつも思うことなのですが、日本人は固まるなあと思います。アメリカでも、中国でも、日本語しか話せない人がとても多いです。日本人しか知らない、文化も知らない。積極的に動けば良い経験ができるのになと思います。中国語には「縁份」という言葉があります。私はこの言葉をモットーに、来た話には何でもチャレンジするようにしています。やってみると視野が広がるし、思っていたこととは違う発見もたくさんあるからです。これから留学しようと思っている方は、留学するという選択も行動も、中国に縁があってのことだと思いますので、何事にもチャレンジしてぜひ世界を広げてください!
【上海外国語大学】
住所: 上海市赤峰路555号1006室 〒200083
問合せ: 外国留学生部
URL: http://www.shisu.edu.cn/