中国ではここ数年、野外フェス流行りですが、その中でも最大級の規模と人気を誇るのが「草苺音楽祭(Strawberry Music Festival)」。レコード会社・摩登天空が中心となって、2009年から開催。上海だけでなく、北京、武漢、西安、成都等、中国各地で展開されています。
上海は、今年は4月29日~5月1日の3日間開催。会場は、もと上海万博跡地の「世博公園」です。地下鉄の駅から入り口までは歩いて15分ほど。
こんな時にはシェアバイクが便利です。
3日間の上演スケジュールはぎっしり。
ステージは屋外中心に5箇所。それぞれに特色の違うステージを、お目当てのバンドをはしごしながら楽しめるようになっています。広い空間の中、開放的に緑も広がっていて、この日だけで3万歩以上歩いてました。
写真:メインステージの「草苺舞台(Strawberry Stage)」
写真:中型の「愛舞台(LOVE Stage)」と「嘻哈舞台(MDSK Stage)」
写真:若者バンドが登場する「新血計画舞台(YOUNG BLOOD Stage)」
写真:屋内で電子音楽中心の「妙舞台(ALIENWARE MYTH Stage)」
会場内は一日ゆっくり楽しめるように、飲食エリアも充実。
もちろんビールも!ただし、安全面を考慮のため、カップ販売のみ。ライブでビール片手にと行きたいところですが、カップが柔らかくてすぐこぼれてしまうのが難。
写真:フェス価格で、焼き立てピザがたったの5元!
そして、華やかな企業ブースや、フリマエリアも。
写真:日系企業ではKATEが出展
そうそう、今年も各社ネット流行語をもじったようなシールをあちこちでサンプリング。
公園の中には休憩スペースもたっぷりあって、音楽を聞きながらのんびり時間を過ごせました。
仮設トイレも増設。女性専用がある心遣い!
肝心の参加アーティストですが、私が行った5月1日には日本のアーティストも数組参加していました。
メインステージでTHE STAR CLUB。MDSKステージでZEEBRA。
写真:ZEEBRA
更に張嶺のドラムで、ファンキー末吉さんを発見!
写真:ファンキー末吉さん!?
さて、今回の私のお目当ては、北京のロックバンド『新裤子』。
結成20週年を過ぎても、彼らのステージはいつでもパワフル。
久しぶりの新裤子のステージに興奮状態でしたが、ドラムに見覚えのない若手イケメンが!
気になって、家に帰って調べてみたら、HAYATOさん!日本人でした。あの「瘦人」にいた彼が、新裤子のメンバーになっていたとは!!それにしても、サインまでもらったのに全然気が付かなかった・・・。
どれだけ久しぶりの新裤子だったか反省しつつ、去年発売のアルバム『生命因你而火热』を聞いてます。
また来年も行きたいな。