今年もChinaJoyに行ってきました!
毎度のことながら入場前から人の波にもまれました。今年は電子チケット(※)が全面導入されて入場手続きはかなりスムーズになっていたし、警備員などの導線確保もしっかりしていたのですが、なにせ人が多すぎで、会場内に入るまでにすでにかなり勢力を吸い取られました。
※電子チケットは、支付宝(Alipay)と微信(WeChat)の両方に対応。
当日紙チケット購入用の通路もありましたが、そこはガラガラ。イマドキではないんでしょうね。
中に入っても人人人、そしてどこのブースもフルボリュームで騒音の波、さらにはオタ熱気と猛暑でクラクラ。屋外にあった巨大エバ初号機にテンションがあがるも、直射日光にフラフラです。
それでも今年も目新しいものがもりだくさんでした。
今年、印象に残ったトレンドとしては・・・
【VR/AR】
今年はどこもかしこも、とにかく「VR」(バーチャルリアリティ)!
どのブースでも体験コーナーは行列ができていて、ヘッドセットをつけて遊んでいる人たちを見学。外から見てるとなかなかシュールですよね。PlayStation®VRのブースもありました。
さらにはAR(拡張現実)+アイドルなんて国産ゲームも。
【動画配信/動画生中継】
これまでも「土豆網」、「Bilibili」などの動画配信サイト市場の拡大は注目されていましたが、今年ホットだったのは「動画生配信」(中国語で網絡直播)。
Bilibiliなどのように常に会場から生中継しているようなブースもあれば、モバイル片手に会場のあちこちから生中継している人たちをよく見かけました。自撮棒で撮影しながらレポートする美女の姿も!
【アイドル降臨】
中国ではゲームオタクとアイドルオタクは日本以上に相性がいいようです。
ふらっと会場をまわっていただけで運よく各ブースステージで、日本からの「少女隊」、中国の「Lunar」、「ATF」といったアイドルたちを見ることができました。
COSPLAYもChinaJoyにはもちろん欠かせないですよね。各ゲームPRのための大量レイヤーさん(中国では最近は、Showgirlと呼んでいるようです。日本だとコンパニオンにあたるかと)のまわりにカメラ愛好家たちが群がる図があちこちで。でも以前に比べると、「とにかく美女を露出高く集めておけばいい」という志向から、各ゲームのイメージに寄せたコスプレが増え、バラエティは出てきてるように感じました。
そして、コスプレコンテストはさらに大規模化!公式コスプレステージでは総勢100人近いパフォーマンスがちょうど終わったところでした。舞台設定の準備だけで毎回かなり時間がかかるようで、今回はチラ見だけ。
私が行った7月30日は、来場者数10万人以上でした。
\ 当日の動画レポート♪ / コスプレ美女やATFなどの中国のアイドルたちも登場です!
第14回ChinaJoy(正式名称=中国国際数碼互動娯楽展覧会)
2016年7月28日~31日 上海新国際博覧中心にて開催
4日間での来場者合計はのべ32.55万人、前年比5.25万人増。
7月30日の来場者数はのべ10.8万人に達し、ChianJoyの1日あたりの来場者数新記録を樹立。
出展した企業は900社以上、展示面積も拡大して14万㎡に達している。
IDC中国ゲーム市場予測分析レポートによると、2015年中国のゲームユーザーは5.3億人、ゲーム市場収入は1407.0億人民元。