今回は、街猫ではなく家猫のお話。
現在、上海で3年前に拾ってきた猫2匹と生活していますが、いつか猫と一緒に日本に帰るためには、猫も帰国手続きも必要なのです。
その手続きが半年近くかかるため、帰国予定がある猫は早めに準備を始めなくてなりません。
うちの猫は当面その予定はないものの、いつ何時に備えて友人の猫と一緒に出国のための病院通いを始めました。
上海で手続きのできる病院はこちら。
上海申普猫狗医院
電話:021-53018000
とても清潔な病院で、なんと年中無休・24時間営業。
コンビニみたいです。
そこでまずは・・・
1) マイクロチップを首に入れる
注射みたいな器材で、バシッと一瞬で入りました。
マイクロチップが入ると、バーコードのような機械をかざすと個体番号が出てきます。
猫ごとにパスポートのような診察書を発行してもらいました。
2) ワクチンの注射
30日以上の間隔をあけて2回以上接種。
うちの猫は注射に激しく怯え(2回目は病院に行くことを察知して一匹が逃亡)、病院についても足を踏ん張ってなかなかカゴから出てこなかったのですが、お医者さんはさすがプロ、首をぎゅっとつかんで手早く接種完了。
あんなに騒いでいた2匹も、すっかりおとなしくなってしまいました。
うちの猫は今この段階までですが、この後
3) 血清の採取、抗体価の検査
(日本に血清を持って帰って検疫所に届けなければなりません)
を経て結果が出た後、帰国前に再び「届出書」を提出し、「臨床検査」を受け、中国政府の証明書をもらわなくてはならないとのこと。
猫2匹の日本帰化までには、まだもうしばらく病院通いが必要そうです。
上海には日本人の獣医さんがいる動物病院もあります。
ドックカフェもオープンした模様。(ただし出国手続きは上記指定病院のみ)
上海正伊寵物有限公司
電話:021-54771026
http://www.zepets.com/hospital/index.html
ここ3年で育ちに育った我が家の2匹。
改めて家に来たばかりの2匹の写真を見てみると、その小ささに驚きますが、現在では2匹あわせて10キロ強。
病院に連れてゆくだけで筋肉痛です。
いつか日本に行く予定ですが、猫は中国から日本に行っても言葉が通じるのでしょうか?