生まれた年を聞かれたとき、「我一九八九年生的(Wǒ yījiǔbājiǔ nián shēng de.)」などと言うのは教科書通りですよね。
今回は、ちょっとひねって干支での言い方をみてみましょう。
A:你哪年生的?
B:你猜猜看。
A:八八、八九年生的吧。
B:我九○年生的,属马。
A:真的?我属小龙。
B:小龙是什么?
A:小龙就是蛇呀!
Nǐ nǎ nián shēng de?
Nǐ cāicai kàn
Bābā、bājiǔ nián shēng de ba.
Wǒ jiǔlíng nián shēng de, shǔ mǎ.
Zhēn de? Wǒ shǔ xiǎolóng.
Xiǎolóng shì shénme?
Xiǎolóng jiùshì shé ya!
何年生まれ?
当ててみて。
88か89年生まれでしょ。
90年生まれの午年。
ほんと?あたし「小竜」年。
「小竜」って何?
蛇のことよ。
・「~年だ」という動詞は「属(shǔ)」です。
・十二支はそれぞれ
「鼠(shǔ)」「牛(niú)」「虎(hǔ)」「兔(tù)」「龙(lóng)」「蛇(shé)」「马(mǎ)」「羊(yáng)」「猴(hóu)」「鸡(jī)」「狗(gǒu)」「猪(zhū)」です。
このうち「蛇」は「小龙(xiǎolóng)」ともいいます。
不景気な昨今ですが丑年の中国では「そんなに悪くはならないだろう」と思っている人も少なからずいます。丑年であれば株式や証券市場は「牛市(niúshì)」(bull market)で上がり相場になるはずだから。
十二支に熊がいなかったのはラッキーでした。「熊市(xióngshì)」(bear market:下がり相場)という言葉もありますからね。
※このコラムは、「季刊上海情報ステーション」(2009年6月発刊)からの転載です。
追記:
今年は中国ではベビーブームになると言われています。
辰年生まれは縁起がいいとされているからです。
龍は皇帝のシンボルでもあり、子の出世を願う親としてはこの年に生みたい!という願望があるのだとか・・・