中国のお年寄りが早朝から活動的というのは、よく聞く話。
その実態を見てみたいと思いつつ、上海で生活していた頃は忙しくてそんな余裕がありませんでした。
今回、夫も興味があるということで、朝から上海市民憩いの場、魯迅公園へ出かけてみました。
すると噂どおり、いるわいるわ、太極拳にバドミントン、ダンスにジョギングと、猛烈に活動するお年寄りたち。
地面に水で字を書く練習をしている人もあちこちで見かけます。
また他の一角には、飼っている鳥を持ち寄って、鳴き声を楽しんでいるグループも。
なんだかすごく健康的で風情があって、こっちまで元気になる感じ。お年寄りパワーもスゴイです!
魯迅公園の周りは、外国租界といって、戦前に外国人がたくさん居住していたところ。
当時居住していた日本人も多く、その数は5万とも10万とも言われています。
近くには魯迅の生家を始め、見どころが点在し、建物は文化人街として保存されています。
魯迅公園に行く際には、ついでに公園内にある魯迅博物館、近くにある文化人街を散策するのが定番です。
この辺りも以前に比べるとぐっと整備されてキレイになりました。
のどかでローカルな上海を体感できるエリアです。
その後、莫干山路のアートスペースに立ち寄りました。
工場の跡地をギャラリースペースにした現代アートスペースで、様々なアートが展示されています。
有名なアーティストのギャラリーもあり、お気に入りが見つかるかもしれません。
中国人アーティストだけでなく、外国人アーティストのギャラリーも入っていますよ。
わたしは油絵と写真を見てるのがスキですが、残念ながらこの日は多くのギャラリーが閉まっていました。
午後は、もうひとつのお茶市場、天山茶城へ行き、行きつけの2店に立ち寄りました。
緑茶とプーアル茶のお店なのですが、緑茶のお店は、産地までわたしを連れて行ってくれた親切な一家です。ここの六安瓜片という緑茶は、お手頃価格ながら日本人好みの少し甘味のあるすっきりしたお茶で、わたしは朝に飲むのがスキです。1年分買いました。
当時ちっちゃかったお子さんが、もう小学生だということで、軽くショック・・。
プーアル茶のお店は、今回雲南省で直接買い付けたため、お茶ではなく、茶器を購入です。センスのよい茶器を扱っているお店ってなかなかないのですが、ここは行くたびに一目ぼれ買いしちゃいます。
夜は上海在住の友人に、おいしいレストランに連れて行ってもらいました!
やっぱり豚の角煮は必須メニューです。
住んでた頃は中華に飽きて、和食か洋食ばかりでしたが、やっぱり中華はおいしいですね。