5月下旬 制作準備スタート
6月15~17日 シネハン
展望台、ロープウェイ、つつじ吊橋、鹿の湯など。
あいにくの天気で、ロープウェイは霧の中。登山口も真っ白。幻境気分を味わう。
バスの本数の少なさとその値段にちょっと驚く。
あちこち移動が多いなら、次回はレンタカーを活用しようと思う。
那須フィルム・コミッションの方などと初めての顔合わせ。
地元の方に南ケ丘牧場を案内してもらい、小学校の頃に寄り道していた話などを伺う。
そこで南ヶ丘牧場の開拓者・岡部勇雄氏の人生が綴られた本『大興安嶺の落日』(水上七雄 編著)に出会う。満州鏡泊学園卒業後、満州での牧場建設、そして終戦後の死線を越えた家族での引き上げ。南ヶ丘牧場は、壮大な人生の末に思いを込めて開拓された牧場であり、ここで秋に作品が上映されることに気持ちが引き締まる。
(その後、撮影でも大変お世話になりました。)
7、8月 シナリオ(日中)書き、スタッフ・キャストの声掛け
これまでの縁がつながりながら、那須・紹興のスタッフ・キャストが決定してゆく。感謝。
映画を作るということは、映画の中を流れる時間を切り取る作業でありながら、自分の周りを流れていった時間や縁をふりかえり再確認するような過程であるとも感じる。