【書籍】愚か者、中国をゆく

中国の旅を語るには、鉄道の旅、そして「硬座(硬いシート席)」で夜行列車に乗ること。 一度経験したら心が折れてしまうが、それでこそ中国への真の切符を手に入れたよ...

【書籍】魯迅の愛した内山書店上海雁ヶ音茶館をめぐる国際連携の物語

日本が海外に与える影響について、考えたことがあるだろうか。 私は中国に行くまで、中国で日本のアニメや映画、音楽があれほど知られているとは認識していなかったし、...

【書籍】現代中国悪女列伝

中国では、美人で賢くなければ悪女になれない。 魅力ある女性にはお金と権力が集まり、よりいっそう輝くことになる。 本書では、英国人実業家殺害事件で有名になった...

【書籍】在日中国人33人の それでも私たちが日本を好きな理由

日本在住の中国人たちが、裸一貫で来日してから今日に至るまでの日々を、ダイジェストして収めた本著。 経営者、医師、芸術家、ジャーナリスト、不法滞在の料理人と、多...

【書籍】わたしたちが孤児だったころ

日系イギリス人作家、カズオ・イシグロによる2000年ブッカー賞最終候補作品。 この作品の舞台に上海が登場するのでここで紹介したい。 イギリスで探偵として...

【書籍】もっと好きになっちゃった上海

「食・懐・健・暮・旅・安・危・進」のジャンルごとに上海を知り尽くしたライター陣が、独自の目線でそれぞれの上海を紹介してゆきます。 「上海は食のブラックホー...

【書籍】上海時間旅行―蘇る“オールド上海”の記憶

あの教科書の山川出版社から出ているとあって期待して読みました。 研究者、ジャーナリストを執筆陣にそろえ、ふんだんに使われた写真資料とともに読み応えのある一冊だ...

【書籍】中華曼荼羅 変わる中国、変わらない中国

新聞をパラパラめくっていて、ついつい読者投稿欄に目がいってしまう人は多いと思う。 じつは、ぼくもそのひとりだ。 退屈な記事より、個人の下世話な話のほうが断然...

【書籍】上海 大陸精神と海洋精神の融合炉

「もし、眠るたびに記憶を失う病気にかかったとしたら、どうなるだろう」 のっけからドキリとさせる本書は、上海に住む人々が「上海人」であることを当たり前の事実とし...

【書籍】上海

舞台は1925年、戦争前夜の上海・租界。「中国の中の外国」では国籍も状況もそれぞれ違う人間達が生きている。革命から逃れてきた元貴族のロシア人売春婦や外国人のとり...