オーナーバーテンダーの次朗さんともうひと方、初めは二人で2009年にオープンさせた今年9年目を迎える「Mixology(ミクソロジー)」を特徴としたBarです。
まず「Mixology(ミクソロジー)」とは何のことでしょう。ロンドンが発祥と言われていますが、モノの本によると 『フュージョン料理の技術的なトレンドを取り入れ、フルーツや野菜、ハーブ、スパイス等の新鮮な素材をスピリッツなどと組み合わせたカクテルメイキングの手法です。』と説明されています。もう少し加えると 従来のカクテルを作る際に使うリキュールやフレーバーシロップを一切使わずに、新鮮なフルーツや野菜、ハーブやスパイスをスピリッツと呼ばれる蒸留酒と組み合わせて作ることです。素材そのもののうまみを極限まで引き出せるカクテルと言われています。それを「ミクソロジーカクテル」と呼んでいるそうです。
また東京やN.Y.では、遠心分離機、減圧蒸留、真空調理などの技術を駆使して全く新しい素材を作り、世界中でここでしか飲めないカクテルに仕立て上げるのがMixologyとも言っています。ここでは、私のリクエストでホットウイスキーを作って貰いました。新鮮なキンカンを丸ごと潰して作り、お酒というよりフルーツジュースに近い感覚でした(笑)
「料理感覚で作っているのですよー」と次朗さん。「ミクソロジーカクテル」は素材をそのまま活かしたカクテルだから美容にもいい!美意識の高い方や健康志向の方々にも大注目のカクテルなのです。
R-Style は、主にお酒に新鮮な素材を漬け込む「インフュージョン」という手法でオリジナルなミクソロジーカクテルの味を作っています。例えば、私が好きなコーヒーのカクテルはウオッカにコーヒー豆を漬け込んでいます。どのようにアレンジしてもらっても美味しくて癖になります(笑) 写真右下はシナモンの香りが良い”大人のコーヒーラテ”。
もちろんショットバーでもあります。上海という土地柄、常連さまも多くいらっしゃるので1カ月毎に10種類位のウイスキーを半額でキープできるシステムも作っています。それに軽食もありで、至れり尽せり!生ハムやジャーキーに加えポテトサラダがSpecial!コショウが効いて他にはない味です。そしてお会計の後はお決まりのパイナップルフローズンテキーラがサービスされます!!皆さまに一度飲んで頂きたい(笑) お会計が済んでからですよ〜!お客様は日本人中国人50%づつ。カウンター8席と8-10名座れるテーブル席あり。
R-Style
住所 : 长宁区虹古路238号
電話 : 136-7169-3744 (JIRO)
営業 : 19:30-3:00
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追記 1
R-Styleで5年間働いていた女性バーテンダーが、逆輸出で日本本帰国と同時に地元にR-Style2をオープンさせて3年目。とてもレア!で、こちらもご紹介致します。
R-Style2
住所 : 茨城県つくば市二の宮2-2-22
電話 : 090-5210-5700 (MISA)
営業 : 19:30-midnight
追記 2
ミクソロジー(mixology)の語源は、混ぜるを意味するmixと科学・学問を意味する〜ologyを組み合わせた造語。またミクソロジーカクテルを作るバーテンダーを「ミクソロジストMixologist」とも呼ぶらしい。