プーケットからマレーシア・クアラルンプール乗り継ぎで、中国・杭州に到着です。
今回、価格がダントツで安いエアアジアで飛んだため、上海への直行便がなく、杭州経由になりました。
杭州から上海は新幹線で約1時間なので、そのまま上海へ向かうこともできましたが、杭州も観光地。
わたしはもう7-8回訪れたことがありますが、夫が初めてなので、1泊していくことにしました。
宿泊したホテルは町から離れたのどかな民家の一角でした。部屋は狭かったし古いので寒かったですが、周りの雰囲気は悪くありません。タイに比べるとホテルの費用対効果はがくっと落ちますが、この点についてはタイが良すぎるんだもんね。
常夏のタイから、日本と気候がそんなに変わらない10月の中国はやっぱり寒かった・・。
杭州は中国緑茶の最高峰、龍井茶の産地です。もちろん、初日から龍井茶をいただきましたー。
杭州は世界遺産になっている巨大な湖、西湖をセンターに、町側と山側に分かれています。
西湖にゆらめく柳、風光明媚なザ・中国的な風景に、初めて来たときには感動したものです。
近年は西湖を昔の姿に戻そうと随分湖を広げたため、どことなく人工的な雰囲気が漂いますが・・。
わたしたちが朝から西湖周辺を散歩していると、絵を描いている学生さんの集団に遭遇しました。
湖のほとりの茶館では、お年寄りたちがどこからともなく集まって、お茶を飲んだりトランプをしたり。
中国のお年寄りは元気でおしゃべり好き。いつでもどこでもガヤガヤ楽しそうです。
西湖を散歩した後、河坊街というグルメ街でおいしいランチ。
杭州行くなら東坡肉と叫化鶏、龍井蝦仁は食べるべし!
その後、バスに乗って、六合塔へ行きました。ここは、川の水が年に1回逆流することで有名な銭江のほとりで、昔の人々が川の怒りを収めようと建設された塔。上まで登ることができますが、わたしは以前登ったことがあるので今回は登らず。
それにしても、最後に来た4年前に比べて、川の向こうに見える工業地帯が驚くほど大きくなっていました。
西湖ではサイクリングや湖内のクルーズもできますが、ゆるーいわたしたちは特に張り切ったこともせず、凧揚げをしているおじいちゃんを眺めたり、殺人的なスピードで歩道を走ってくる観光用の電気自動車に文句を言ったりしながら、まったり過ごしました。
「ひとをはねたらどうするんだよ」と、しごくまともな感想を述べる夫に助言。
「あれまー、気を付けなはれやぁ」と言われるだけです。ここではそのノリで行くしかないんやでぇ!
この日は少し残念な天気でしたが、それでも夕陽はキレイ。
明日はいよいよ、2年振りの上海です。