こだわっていてもしょうがない。 ハプニングは次々と起こるし、文化の違いを楽しみたいんです。
2009.4~就学中(上海戯劇学院)
子供の頃:自転車の大群!テレビで見た風景だと思うんですけど、北京の天安門の前を、人民服を着た人たちがうわーっと通っているイメージでした。
現在:高いビルとネオン。眠らない不夜城という感じです。・・・あとは、狂ってるという感じ。笑 すべてお金で解決できると感じさせるとところがすごいですね。
小さい頃から、実家に中国人が出入りしてたんです。両親が中国語を習ったり、父が古美術が好きで、それ関係の人が来ていたんだと思います。あとは、母方のおじいちゃんが中国語ができたりと、元々何かしら中国に縁があったんでしょうね。
姉が上海に住むようになったことです。姉も上海に留学していたことがあって、その後縁あって上海に住むようになったんですが、それで私も、元々海外には行きたかったこともあり、行くぞ!と思って、来ちゃいました。
自費。
特にないですね。迷いなく、ですね。
新疆料理!羊肉串やチャーハンが大好きです。香辛料や、パクチーの味がクセになっちゃって。静安寺の近くの新疆料理屋さんへ一人でもよく行くのですが、行き過ぎて顔を覚えられたようで、路上で羊肉串を売っているお兄さんに、「ほら、やるよ」ってもらえるまでになりました。
あとは、雲南料理。スープがどーんとあって、具は自分で入れる方式のめんが好きです。豫園の上海老街のはずれにあるローカルなお店の2階で食べたのが美味しかったです。外国の料理を食べてるって感じがいいんですよね。
上海、特に私が留学している上海戯劇学院は、留学生が本当に多国籍なんです。そのなかで、国や人によって、いろいろな考え方があったり、違いがあることあることを受け止められるようになったことが、良かったですね。「日本人=海外ニート」という勝手なイメージがあるんですが、たとえば中東の人は、兵役に行かなくても良くなるから留学に来ていたり、南アフリカの人は、帰国したあと仕事で人脈と語学を活かすために来ていたりする。今戯劇ではスウェーデン人が多いんですが、ヨーロッパの国では、政府がバックアップしていて、国費で来ている人も結構いたりする。そういう環境にいることで、自分の考え方も変わったし、受け入れる間口も広がったと思います。・・・でも人見知りですけどね。
驚いたのは、ビルの建つ速さ。どんだけ速いんだって、いつも驚いてます。
おもしろいのは、道を歩いていて、「今、ここでそれをしなければならないんですか?」ってことによく遭遇すること。道端で突然車椅子の長さ測ったり、ご飯をおもむろに食べだしたり、服を洗ったり。ついツッコミ入れてます。
ないですね。すべてが文化の違いですね。ケンカはすごくしますけど。
都合が悪くなると、「听不懂」(わかりません)で逃げます。笑
言いたいことも、言われていることも、半分くらいしかわからないので、こんなに気楽なのかもしれません。あとは、ハプニングが次から次へと起こるので、こだわっていてもしょうがないって感じですね。
中国人とは、見た目が同じアジア人なので、気がゆるんでしまいがちですが、そうじゃないとうことを心に留めておいたほうがいいと思います。自分の意見をちゃんと持って、イエス、ノーをはっきりと言わないと、自分の身を守れません!小さな買い物でも、いらない!と、クラブでナンパされても、いやなときはイヤだ!と言えるようになりましょう。
【上海戯劇学院】
住所: 上海市華山路630号 〒200040
問合せ: 外事弁公室
URL: http://www.sta.edu.cn/