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取材ノート
carlos
[ carlos ]
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プロフィール
上海情報ステーションプロジェクトリーダー。初渡中は93年夏。台湾-香港-昆明-大理-麗江を旅する。趣味は散歩とサンバパーカッション。専門はブラジル研究。1972年、札幌市出身。
     
     
十三日目
2005年8月19日(金)
上海動物園
入って最初の動物までが遠い。しかもその動物とはなんと金魚!
中はとても広く、動物数も多い。順路が今ひとつ分かりにくく、袋小路もあり、一方で人が来ないところに動物がいたりして気を抜けない動物園だ。動物園だけに野生の感?とか思ったがここは素直に地図を買おう。(1元)。
◎ 猛獣ゾーン
トラやライオンはどの動物園でもそんなに活発に動き回ったりしない。物足りないと思っていたら、隣で見ていたカップルが半分くらい水の残った500mlのペットボトルを眠れるトラめがけて遠投した。ボトルは20mほど飛び、壁に当たって落ちた。トラは無視して眠り続けた。つぎはライオン舎だ。いやな予感がした。眠れる獅子を起こす中国人の姿だ。中国はかつて欧米列強にそう呼ばれたことがあったではないか。自分で自分を持ち上げるような皮肉なカリカチュアを僕は見たいとは思わなかった。たっぷりとペットボトルが投げ込まれているのを確認してつぎに移った。

◎ パンダ
建物の中にいた。今度はガラス張りである。上野動物園でパンダが座ったままおしっこを漏らしたのを見たことがある。あれ以来パンダという生き物をどこか信用できなくなってしまった。やはり上海のパンダ君も動かなかった。ずんぐりした背中を向けて、いた。いわゆる「愛らしい」姿を一度見てみたいものである。

 
キリン
11頭いた。キリンの敷地がまた広い。サバンナ?。遠くに立つ姿は港のクレーンのようだ。
カバ
大きな口がカバッと開く。4頭もいるので、誰か一人はおもしろいポーズを取ってくれた。エサだのゴミだのがくそみそになった濃厚なスープの中で暮らす不思議な生き物である。
サル
金糸猴が人からスナック菓子をもらっていた。いいのかなあ。ここでも中国の人たちは積極的に動物に働きかけていた。動け、動けと。がんばれ孫悟空。
動物といってもどれもが活発に動くわけではなく、棒でつついたり、ものを投げたりして、せき立てるのだがたいてい無駄に終わる。中国の動物たちは大変だなあ、と思ったりしたが、野生とはもっと緊張感のあるところだろうか?と考えてよく分からなくなった。案外あれくらい刺激があった方が良かったりして。
按摩
夜、nozo、aiyaに誘われて按摩に行った。足裏マッサージ60分で60元。僕らはいすにかけて待った。僕らを担当してくれたのは男性3人。桶とタオルを持って奥の方から一列でやってきた。見た目で言えば温泉大好きの三兄弟といった感じだ。足を湯に浸し、その後オイルを擦り込むようにマッサージが始まった。
しかし、これがとんでもなく痛かったのだ。のけ反っておかしな声が出るほどに痛かった。その痛い部分でどこが悪いか教えてくれた。
按摩師が足の指を強く引っ張り指をパチンと鳴らすと終わりの合図であった。
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